シャインマスカットシャインマスカット


福島のシャインマスカット

午前3時30分起床。浅草は雨。福島から「シャインマスカット」をいただいた。すっかり福島のこの葡萄にも慣れてきて、(あたしにとっては)有って当たり前の葡萄になってきたが、一般的には、まだまだ福島の「シャインマスカット」はメジャーにはなりきれていないのだろか。

大体、やってくるのが10月初旬か中旬であり、こんな遅かったっけか、と何時も果物売り場で見る「シャインマスカット」の生産県を気にしていたのだ。それに届いた「シャインマスカット」も、何時も粒が小さくて、他の県(例えば山梨県)の物に比べれば見映えが今一だった。

いったい何処で福島のシャインマスカットは売っているのだろう

だが今年のは出来がよい(と思う)。枝から一粒取って食べればもの凄く甘いことに気づく。これは「ぶどう農林21号」のもつ特性なのか、間違いなくうまい(しかし体には悪い)。あたしは「果物(果糖)はダメだよ」、と云われているにも係わらず、この薄緑色の葡萄を次から次へと頬張る。

果物売り場でみる「シャインマスカット」は見れば、成る程の値段だ。いちいち買っていたら財布がもたないのは確実だ。その高いものが箱に入ってくる。カタチになってきたな、と(勝手な消費者は)思う。福島の生産者も頑張っているが、いったい何処で福島の「シャインマスカット」は売っているのだろう。

近所の「マルエツ」では長野産だ。福島県、特に全国有数の果樹地帯を形成している福島市に学生の頃住んでいたあたしは、それこそ近所に葡萄畑があって、その葡萄畑でとれた黒い粒をもらって食べていた。テーブルの上に置いたままにしていると蟻が寄ってきていた。そんな「フルーツ王国」と呼ばれる福島県の「シャインマスカット」を売場で見たいものなのだ。

シャインマスカット

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