悟空の特製肉餃子悟空の特製肉餃子


冷凍庫を開けなくてはならない

午前3時40分起床。浅草は晴れ。冷凍庫に入っていた宇都宮の「悟空」の「特製肉餃子」なのだが、なにやら最近のウチの事情のせいで冷凍庫を開けなくてならなくなってきた。ウチの事情というのは、各地から届くお歳暮と、「ふるさと納税」の返礼品で一杯になってしまい、兎に角、食べれるものから食べよう、ということになった。

そこで目を付けたのが「悟空」の餃子である。この「悟空」、宇都宮に行った際には是非寄りたかった処なのだが、それが「宇都宮餃子会 来らっせ 本店」へ云って、あたしの餃子への情熱はお終いになってしまったのいだ(笑)。あー「悟空」に行きたかった、と思っても始まらないのである。

悟空の特製肉餃子

「悟空」の餃子は「特製肉餃子」と云う。その餃子は「正嗣」に比べればずっと大きい。その大きな餃子が12個(2.5人前)入っている。ホットプレートの上に並べると、艶めかしい姿を露わにしたそれは、氷の美女のように固まっていた。これも先の「正嗣」同様、熱いお湯を掛けて7分間蒸し焼きにするのだ。その7分が長く感じる。

そして7分後にホットプレートの上を覗くがここで焦ってはいけない。また油を入れ(ごま油なら最高だ)焼頃を付け蒸らすのだ。その間1分30秒。そして8分30秒後にようやく出来上がりだ。さあ、食べてとばかりに「悟空」の「特製肉餃子」がある。よし、食ってやろうと餃子を箸にとる。

肉餃子では一番うまいかもしれない

そして一口、「あちい!」 とあたしは声をあげた、やけどをしそうになったのだ。ここはビールで冷却である(笑)。やや冷めた頃食べてみる。おーこれは凄いわ、と驚くあたし。まず、厚めの皮に味がちゃんとあるのだ。そして肉である。正に肉汁がこぼれる肉である。この肉がうまいのだ。あたしのフェバリトである「餃子の王さま」の「肉餃子」とは確かに違う。

ただ、「餃子の王さま」の「王さまの餃子」はいつでも1位である。しかしこの餃子、勿論大きいから一口では食べられない。あたしは三口でようやく食べ終える。いや、宇都宮の餃子はうまい。この「特製肉餃子」は素晴らしい。そして「悟空」、やっぱり行くべきだった、と悔しがるのである。

悟空の特製肉餃子

悟空
栃木県宇都宮市馬場通り4丁目2-4