みそそばみそそば


みそそばはおいしい

午前5時起床。浅草はくもり。「みそそば」が(あたしは)好きだ。当然の餃子も大好きだが、その好きなものを食べて貰いたくて、日曜日のランチは「餃子の王さま」に出掛けた。この日は吉川さんと村上さんと一緒なのである。

「たぶん人が並んでいるよ」、あたしは平然と云う。着けば平然と並んでいる。あたしが好きなものに「餃子」があるが、この「餃子の王さま」は最近食べた中ではピカイチの味なのだ。暫く並ぶと中に入れた。当然に二階である。冷房は効きすぎだという位に効いている。

あたし達は「王さまの餃子」を全部で8人前、それから「肉餃子」を1人前頼んだ。餃子はどんどん食べられる。「うまいだろう」、と声が出てしまうのは、年寄りの悪い癖かもしれない。しかし、うまいものは仕方がないのである。それから「みそそば」を3つお願いする(注:あたしと家人は1つである)。

「みそそば」を食べて貰う。「絶対にうまいだろう」、と云いたいが我慢する。太い麺がおいしさの秘密かとも思うが、吉川さん曰く、「味噌を溶かす前のスープに香辛料を入れればスープカレーのスープになりますね。そして、このスープは懐かしい札幌ラーメンの味がします。」

なるほどな、と思った。この店、進化とは無縁の店だ。餃子は野菜ばかりの「王さまの餃子」と、肉ばかりの「肉餃子」だ。ハイブリッドを知らないのか、と思うが、それがおいしいのだがらしょうが無い。

それでこの「みそそば」だが、創業当初(昭和29年の創業とある)、(たぶん)北海道の味噌ラーメンが浅草に伝わった時の味のままなのだろうと思う。それとも「味噌」に味の秘密があるのか。うーん、でも、なんでもいいのである。おいしいのだがら(笑)。

肉餃子

王さまの餃子

餃子の王さま
東京都台東区浅草1丁目30-8