三日とろろと豚汁(数の子は1本食べた)三日とろろと豚汁(数の子は1本食べた)


三日とろろ

午前4時5分起床。浅草は晴れ。正月三日の晩に「三日とろろ」を食べた。1月3日に「とろろ」ご飯を食べる「三日とろろ」は、南東北や関東甲信越地方の風習であり、つまりはウチの家人の習慣なのだ。だから「三日とろろ」を食べたかい?、と大阪の友人に云おうものなら、いったいなんのことなのか分からないのである。

「とろろ」は「長いも」をすりおろす。なぜか手がかゆくなるが、そのかゆさに耐えながら、それでも「とろろ」を食べるのは「水溶性食物繊維」が多いからだ。それは糖質の吸収をおだやかにし、食後血糖値の急な上昇をおさえる。糖尿病であるあたしには打ってつけなのだ。それで、暑い最中に「とろろそば」などでいただくようにしている。

今年も醤油はあまり使わわない

「長いも」をすりおろし「とろろ」を作る、ウチの「とろろ」は白っぽい。それは家人があたしの身体を考えて、醤油がベースの汁から、極力醤油を控えたせいだ。あたしの身体は塩は駄目なのだ(糖尿病が腎臓にも悪影響を与えているのだよ)。「とろろ」を食べる度の家人の優しさを感じるのだ(年に一回だけだけど)(笑)。

豚汁

そして汁物には「豚汁」をつくってもらった。これはあたしが、白菜を煮たものが食べたい、と2日の昼に云ったことを、家人が覚えてくれていたものだ。「豚汁」の味も言わずもがなの薄味だが、何時のまにかにこの味が、すっかり我が家の味になった。身体にはいいのだから、まあいいか、と思いたいのだが、それでも思い切り塩っぱいものを食べたくなるジジイなのだった(笑)。

三日とろろ

とろろ

豚汁