2枚もり2枚もり


特もりか2枚もりか

午前4時20分起床。浅草は晴れ。ホントに久しぶりだったのだ。なにがってランチに「ゆで太郎本所吾妻橋店」に出掛けたのだ。この日は空気が暖かく感じたのだが、まだ2月だ。けれど、これだけ暖かければ外にででランチを食べても大丈夫(なにが大丈夫なんだ)と思った。

久しぶりに聞く外国人(だと思う、違っていたら謝る)の、意外とハッキリした番号を云う蕎麦職人の声。いや、懐かしく感じるのは何故だろう、と思いなら、食券の自販機の前に立ち、今日は何にしようかと、今更考える。思い切って「特もり」のリベンジにしよいうか、と思った。

「特もり」は前回惨敗した「もりそば」3枚分の「おおもり」だ。しかし、今日は食えるような気がするのだ。それで、ますます「特もり」にしようという気持ちが強くなる。でも押したのは「2枚もり」だったのだ(笑)。一枚足りないのだが、いや、歳をとると気持ちとは違うボタンを押してしまうようだ(笑)。

北空知産の蕎麦粉で出来た2枚もりを食べる

あたしは「2枚もり」の食券をカウンターに出して暫く待つ。そして出てきた「2枚もり」。おーなかなか立派な盛りである。そして、あたしの「2枚もりを食べる方法」に基づいて(蕎麦ダレが2つついてくるので、それを一つにあけ、空いた器に蕎麦湯を満たすのだ)、周辺を固めると徐に箸を持つ。

そして最初の蕎麦を取る。その蕎麦が長いのである。その長い蕎麦に苦戦しながらも、その苦戦がまた楽しいのだ。子供のよううに汁につけては少しずつ食べた。蕎麦はなかなか減らないが、あーうまい、と思う自分がいる。僅か5割5分の蕎麦である。残りは小麦粉だ。この蕎麦が何故にここまでうまいのだろう。

この蕎麦は北海道の北空知産の蕎麦粉を使っている(はずだ)。今はないが、かつて店の片隅に張られていたポスターを思い出した。そう、昔、実際に見た処のものかも知れず、あの空知の蕎麦が、本所吾妻橋で食べられるなんて、鬼平も驚くだろうな。[お蕎麦deランチ]

2枚もり

ポスター

ゆで太郎本所吾妻橋店
東京都墨田区吾妻橋3丁目7-4