王さまの餃子王さまの餃子


いつのまにかに餃子の王さまにいたのだ

午前3時30分起床。浅草はくもり。「最近、浅草の街中を歩くことも減っている感じがするね」、と家人と話しながら浅草を歩いていたら、足はいつのまにかに「餃子の王さま」の前へ(笑)。今日はここで夕餉を食べて帰ろうか、という話しになり、30分は待つであろう行列に並んだ。

待っている間になにを食べるかを決めるのは何時もの習慣なのだが、家人はそうとう腹が減っていると見え機嫌が悪い(笑)。ここはこの際だからほっておこう、と決めて、あたしは自分の中に入ってしまう。そして頭の中で考える。勿論今日のラインナップをだ。

至高の一時ー今日のラインナップを考える

まずは「餃子」だ、これを今日も4人前もらおう。足りないかも知れないが、足りないぐらいで丁度良いのだ。そして今日呑むものは、そうだウィスキーの「ハイボール」にしよう。それからこの「ハイボール」にあう酒肴はと考えるが、まずは「王さまの餃子」だけで呑むのもいいかな、と考えた。

それもありなのだが、今日はなにかを食べたい、そうだ「ねぎみそ」をもらおう、と思った。あのねぎの白い肌と味噌がたまらないのだ。正確には甘い味噌である。「味噌そば」に使われているあの甘い味噌だ。そして「ニラレバ」も良いな、とあれこれ考えていたところに店の中から声が掛かる。

なんだかやっと常連の端っこに立ったような気がした

どうやら今日は1階のカウンター席のようだ。カウンター席は狭いのが玉に瑕だが、大将が目の前で仕事をしている一等地だ。家人ももう過ぐ食べられるとあって機嫌がよくなっている(笑)。あたしらは「どうもすみませんね」と背中の間を通り抜けカウンターに座った。

「餃子は4枚?」。意外なことに大将が聞いてくれたのだ。何時も4枚を頼むのを覚えてくれたようだ。「お願いします」と返事をしたが、なんだかやっと常連の端っこに立ったような気がした。あたしはウィスキーの「ハイボール」と「ねぎみそ」と「ニラレバ」を頼む。家人は「やきそば」の太麺で何時のまにか機嫌が良くなっているのだった。[浅草グルメ]

ねぎみそ

やきそば

ニラレバ

餃子の王さま
東京都台東区浅草一丁目30-8