肉団子とマヨネーズの軍艦肉団子とマヨネーズの軍艦


五色バナナとジャンキーフード

午前6時起床。浅草は晴れ。ジャンクな食べ物というと、あたしにとっては「ポテトチップス」が思い浮かぶのだが、それ以前(まだポテトチップスが市場に広がる前)は「バナナ菓子」があたしにとっては一番ジャンキーな食べ物だった。しかし「バナナ菓子」と云ってその存在を知っている人はいるのだろうか。

今は「五色バナナ」と云う名で売っているようで、ピンクやミドリ色のメレンゲのような感じのものだ。たぶん今あるものとはちょっと感じは違う。それをあたしはひたすら食べていた記憶がある。たぶんあたしの幼少期の身体の20%は、このバナナ菓子で作られていた、と思うのだ。

スシロー上野店と地元の寿司屋(すし処 清司)

スシロー上野店」に入ったのは別にジャンキーフードを食べようという気持ちは無かった。まあ、軽く「寿司のようなもの」でも食おうと考えていたのだ。「スシロー上野店」は初めて入ったのだが、階段で下って地下に降りる。そう、地下にあるのだ。二階にある「スシロー 浅草吾妻橋店」に比べると狭く感じた。

「スシロー」は鮨屋ではない、とあたしは考えている。つまり「寿司のようなもの」を出す店だ。酢飯とネタを組み合わせて出すのをメインとしている(笑)。それを理解して「寿司のようなもの」を頼むのだ。あたしはまずは「サーモン3種盛り」を頼んだ。これは江戸前にはないネタである。

それから「ふわとろ煮穴子一本にぎり」だ。アナゴは江戸前にもあるだろうが「一本にぎり」などは食ったこともない。それから「えび天にぎり」、「アジフライにぎり」、「とりあん監修 大分唐揚げ」、あげくの果てに「肉団子とマヨネーズの軍艦」を食べた。

どれもが「スシロー」の商品で江戸前の寿司屋には存在しないものなのだ。それらの「寿司のようなもの」を食べながら、そう云えば「すし処 清司にいってねぇな」と家人と話す。コロナ禍の中、行っていない店がどんどん増えてくる。それはひとえに夜食べにでないからであって、あー「清司」にいきてぇと宣うのだ。

サーモン3種盛り

ふわとろ煮穴子一本にぎり

アジフライにぎり

えび天にぎり

とりあん監修大分唐揚げ

スシロー上野店
東京都台東区上野六丁目9-9 オリエンタルビル B1