太そば+春菊天太そば+春菊天


バスにのって

午前3時30分起床。浅草は雨。日曜日、朝飯を食べにバスに乗る。行き先は「一由そば」であるが、今日は「春菊天そば」を食おうと思っていた。「ゲソ天」も無視し、「紅生姜天」も無視だ。ただ単純に「春菊天」なのである。でもただ「春菊天」と云っても辿り着くまでの長い道のり(笑)。

蕎麦は「太そば」にして今日は全部もらおう(ハーフにはしない)。そして「春菊天」も普通の大きさで決める。温かいのと冷たい汁があるが、どうしようか、と悩む。バスに乗っている間中悩む、決まらないのだ(笑)。日暮里は15分もあればつくが、その間中考えていた。

太そば+春菊天

日暮里に付いて、ようやく「春菊天」は温かいもので決まりだと想い出す。なにを今まで考えていたんだ、と自分の頭を疑ってしまう。温かい汁で当然じゃないか、と遠くで聞こえてくる(笑)。さて、「一由そば」につくと早速注文だ。まずは家人の分からだ。家人は何時も鉄壁なのである。

そう「太そば」+「ジャンボゲソ天」+「紅ショウガ天」だ。いつ来ても変わらない永遠のラインナップ、いや、見事としか云いようがない。それにくれらべあたしと云えば。「太そば」+「春菊天」=なんかたよりないなー、なのである。しかしだ、一口蕎麦を啜れば、今まで考えてきた全てに答えがでるのだ。

これは正解だ。いや、大正解だ。「太そば」の田舎臭いごわっとした食感に、「春菊天」の香りと、ほろ苦くも甘さのある味があたしを虜にする。他の店との違は間違いなく「太いそば」なのだ。その「太そば」が普段食べている(「文殊 浅草店」のような)細麺との違いを演出している。またこよう、なのである。[お蕎麦deランチ]

太そば+春菊天

太そば+ジャンボゲソ天+紅ショウガ天

一由そば
東京都荒川区西日暮里2-26-8