新しい日本型資本主義 
天ちら
ピロリ菌
午前5時10分起床。浅草はくもり。この日は鐘ヶ淵の病院に行ったのだが、これは先週に続き2回目なのである。つまり糖尿病の定期検診で出掛けたのでは無かった。実は、先日受けた健康診断の結果がでたのだ。そに中にちょっと心配なことがあり、それは「萎縮性胃炎」というものだった。
胃粘液が萎縮（元気がなくなること）していることで起きた胃炎なのだが、このままにしておくのも年（63歳だ）を考えると心元ない。そこで「ピロリ菌」の検査を受けることにしたのだ。早速「ピロリ菌」の検査となったのだが、乗飲している「ランソプラゾール」がちょっと検査の邪魔をするかもしれないとのこと。
あー「ランソプラゾール」か、毎日飲んでいるのに、久々で名前を聞いたわ（笑）と、通常の「ピロリ菌」検査の他に採血までしてもらった。たぶん「いる」だろう、という「ピロリ菌」。除去することによって胃がんのリスクは1/5に減るという。検査の結果は来年だが、まあ年明け早々にで行ってみようと思うのだ。
きそば 柏屋
さて、病院が終わり、朝餉と昼餉の両方（所謂ブランチ）だ。何処で食おうかと考えた。時間は11時ちょっと前である。よし北千住へ行こうと決めた。北千住には「柏屋」があるじゃないかと思った。東京スカイツリーラインも、運悪く鐘ヶ淵で15分程待ったが、待ち時間より短い時間で北千住に着いた。
北千住は何が久しぶりのような気がしたのだが、あたしは早速「きそば 柏屋」へ歩いて行く。「柏屋」は何でもある蕎麦屋だ。それが街の真ん中にあるのが如何にも北千住なのだ。狙い澄ましたように今日は一番乗りだったようだ。一番前の左側に座るとまずはビールを頼む。
天ちら
今日なにを食おうか、とメニューを見ると「天ちらし」があった。「天ちらし」は所謂「天ちら」だ。あたしは三丁目の「弁天」の「天ちら」を思いうかべながら「天ちら」と云って「天ちらし」お願いし.た。ビールはアサヒスーパードライ、いやこの不味いビールがうまいのだよ（笑）。
そして出てきた「天ちら」を見てあたしゃ驚いたのだ。なんと海老がでかい。25cmはある（「シータイガー」だと思う）海老が2本も入っている。あはは、と苦笑いせざるを得なかったのだよ。いや、この海老天をどうやって食おうか、と考えるが、考えるのも無駄だ、と一本を箸で持ってみた。
思ったよりも更にでかい。そのでかいやつを天つゆにつけ思い切り頬張るのだ。いや、大変だよこれは、と思い豪快にかじったみた。うん、これは旨いが衣が結構邪魔だし「海老天」自体は大雑把な味である（笑）。兎にも角にもこの海老が2本もあるのだ。その他、キスとカボチャと茄子とオクラが天ぷらになっていた。
ピロリ菌に餌でも与えているのかあたしは
いやいや大変なものを頼んでしまったな、なのである。問題は海老だな、と海老ばかりを集中的にやっつけることにした。やっと1本を食べ終わる。腹は6分目だわ（笑）。これじゃ蕎麦が食べられなくなると、「キス天」と「茄子天」「を囓りながら「もり」を頼む。
そして「もり」と「海老天」の2本目だ。しかし今日は不思議と食えるのだ（笑）。蕎麦も「海老天」もわしわしと食った。今日はなんだか食べる気力が違うな、と思った。胃袋は「萎縮性胃炎」だ。元気がないと云われている。「ピロリ菌」の検査も今日したばかりだ。たぶんいるだろう「ピロリ菌」に、餌でも与えているのかあたしは、と思ったのだ。[お蕎麦deランチ]
柏屋
東京都足立区千住2丁目32
