盛楼閣の冷麺文法
午前4時30分起床。盛岡はくもり。
二日酔いだ(笑)。
昨日、盛岡に出かけたあたしは、盛岡に着けば「下河原さん」と「盛岡冷麺」なのである。
あたしは「盛岡冷麺狂」である。
この「盛岡冷麺狂」は飛び火して「冷麺狂」になりかけているが、
こうして盛岡に来れば「盛岡冷麺狂」であることを再確認できるのだ。
この日はなんと云っても「盛楼閣」である。いくら駅から近いとは云え「盛楼閣」には行列が出来ている。
まだ時刻は11時30分だ、ただし待ち時間は10分程度か、中に入れば皆さんが冷麺をすすっている。
その姿は圧巻と云うよりもなにかすがすがしいのだ。
あたし達は何時ものように「盛岡冷麺大盛」と「ナムル」を頼むと暫くして「盛岡冷麺」の最高峰が出てくる。
見てくれ上の写真を!
あたしはこの姿を見て「盛岡冷麺文法」と呼ぶ定義を見つけたのである。
例えば、卵と果物、それに焼肉と胡瓜の甘酢漬けもすべて控えめでよいのである。
それらもまた、控えめな修飾詞であることによって、存在が際立つ。
しかし無ければ無いで寂しいことで、これもまた全体(盛岡冷麺)の一部を成すのだよ。
あたし達はひたすらに黙々と食べるのだ。
そして金色に輝くスープが見事にはっている。
このスープこそが詞と辞の関係である。詞は名詞や動詞であり、辞は「てにをは」である。
つまり麺は詞であり、スープは辞である。麺はスープによってその意味を成すのだ。
一口飲めば、当然にうまいのだよ(笑)。
帰りがけに見たら又々多くの人達が並んでいたが、あたし達はエレベーターでさようならなのだわ(笑)。
盛楼閣
岩手県盛岡市盛岡駅前通15-5