日本橋髙島屋 特別食堂 五代目 野田岩
岩手県から「向井田さん」と「村上さん」が東京に所用でおいでになったので、
「日本橋髙島屋 特別食堂」で待ち合わせをし、ランチを一緒にとることにした。
あたしは「特別食堂」を訪れるのはなんと17年振りで、
その時も同じく「向井田さん」と御一緒させていただいていたのだ。
17年も間をあけると初めてと殆ど同じなのであって、食堂全体が幾分狭くなっているように感じたのだが、気のせいでは無いだろう。
お客さんに年寄りが多いのは、浅草と一緒なのだが、
だが皆さん身なりが良いのであって、その辺りは土地柄なのだと思う。
接客マナーは昔のままであり、例えばテーブルに座りお茶をいただいていると、
そのお茶がなくなった頃に茶托ごとお茶を取り替えてくれるのは、外では味わったことのないサービスなのだよ。
そしてあたし達は「五代目 野田岩」の「うなぎ」を食べたのだ。
それも「三楽コース」という怒濤のお昼ご飯である。
あたしはここではよく「かさね重」を頼んでいたのだが、
その「うなぎ重」の「うなぎ」を2切れにして「うなぎ重・梅」にし、その上「煮こごり」まで付いてくるという豪華番だ。
その上、「向井田さん」が(自分は呑めないのに)あたしと「村上さん」にビールを勧めてくれて、
それじゃと小さな生ビールをいただいたのだが、そのビールが例のごとくの冷たさでうまいのだよ(笑)。
それからは、三人で楽しく話をしながら「三楽コース」を楽しんだのだが、
料理は勿論、その接客、空間、ゆっくり流れる時間、それらが全てがうまかったのだよ(笑)。
日本橋髙島屋 特別食堂 五代目 野田岩
京都中央区日本橋2丁目4-1