日山の牛どん弁当
午前4時10分起床、浅草は曇り。
この「牛どん弁当」は随分小さくなったなぁ、と思ったがそれは気のせいかもしれない。
しかし「たまご焼」が入っていたり、容器もちょっといいかなと思わせる。
でも「紅ショウガ」が極めて少なくなっていた。
値段は2倍近くなっていて、とても気軽に買えるものでは無くなっていたのだ。
最初に買った「牛どん弁当」が、税込み500円位だったのだから、
いや昨今の値上げは凄まじいのだわ。
と云っても最後に食べたのが2010年と今から15年も前のことだから、まあ、仕方がないかなとも思う。
でもこの「牛どん弁当」は、食べるともの凄くうまいのだよ(笑)。
それは懐かしい味、というか安心できない塩っぱさにまみれた味なのだ。
その塩っぱい「すき焼き」をご飯にからめて食べることの罪悪感と至高の思い。
なんなんだこれは、と改めてこの「牛どん弁当」の凄さを知るのだよ。
でも2つだけ許せないのは、相変わらずの塩っぱさと、
「紅ショウガ」の量がごく少量になっていることなのだ。
腎臓が悪いあたしにとって、この「牛どん弁当」を食べきる気にはとてもなれないが、
あたしの記憶にあった「牛どん弁当」は、やや多めに盛られた「紅ショウガ」の存在が重要で、
肉とご飯と「紅ショウガ」が混ざり合った状態の対比も楽しかったものだ。
でも、久しぶりの「牛どん弁当」は、汁の沁みこんだご飯との相性がすこぶるよく、
しっかりとうまかったのだよ(笑)。
日山 松屋浅草店
東京都台東区花川戸一丁目4-1 松屋浅草B1