2007年06月26日(火)
弁天のにしんそば+にしんせいろ。(観音裏:浅草3丁目)
にしんそば
昨日の昼は、弁天でにしんそばを手繰った。(850円)
にしんそばは、身欠きにしんを使った京都名物だ。(幕末に誕生したらしい)。
冷凍・冷蔵技術や輸送の発達していなかった時代、身欠きニシンは山間地では重要な食材であった。
そして京都は、古くから庶民料理として親しまれていたおばんざいである「鰊の昆布巻き」にヒントを得てこのハイブリッドを生み出した、と「Wikipedia」には書いてあった。w
大垣の酒井亭
にしんそばといって思い出すのは岐阜県大垣市の酒井亭だな。あれはうまかったね、と。――岐阜桃塾(2002年)の時には足繁く通ったものだ。(また行きたいな、と思う)。
弁天のにしんそば
閑話休題。さて弁天のにしんそばである。弁天のそれはちょっとだけ変わっていて、テーブルに運ばれてきたそれにはニシンの姿は見えないのである。
それでニシンは何処に、といえば、それば丼の奥深くそばの下に静かに横たわっている。(それを掘り起こした姿が上の写真)。
私は、このニシンの姿の無いそばのカタチがとても好きで、最初はこの京風の透明な汁のまま(弁天ではこの蕎麦だけ汁が違う)、上部だけ1/4程たべてしまう――それはとてもうまいのだよ。
それからおもむろに丼の底からニシンを引っ張り出すと、ニシンの甘辛い煮汁が混ざりだして、醤油色の混沌が出現し始める。それを混ぜるのではなく、和えて混濁の段階を楽しむように食べる――だから底が一番濃いのだが、それもまたうまい。
薬味(ねぎ)は別になっているが、柚子が最初からひとかけらはいって、食べている途中に、ふいに柚子の香りが口の中に広がるのは、いつもの弁天流である。
にしんせいろ
6月30日のお昼はにしんせいろにした。(900円)
弁天 (そば / 浅草)
★★★★★ 4.5
台東区浅草3-21-8
03-3874-4082
[浅草グルメマップ]
投稿者 momo : 2007年06月26日 23:31 : Newer : Older
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