午前6時起床。浅草は晴れ。

統一地方選

統一地方選は22日、皮切りとなる北海道や東京など13都道県の知事選が告示された。東京を除けば、その論点は地域間格差――つまりは地域経済活性化である。

格差、景気争点に選挙戦 13知事選に44人立候補」(東京新聞)

夏の参院選に向けた前哨戦と位置付ける各党の党首や幹部は各地で街頭演説。地域間格差や景気・雇用問題への取り組みなどを訴え、対決色を強めた。今回から首長選でのマニフェスト(公約集)配布が解禁された。


自民党も民主党もたいして変わらない

たぶん地域間格差や景気・雇用問題への取り組みにおいて、自民党も民主党もその他の候補も言っていることはたいして変わらない。それはレヴィ=ストロースの神話のアルゴリズム(神話変換の定式)のようなものであり、ギャオスとガメラの違いぐらいしかない。 なぜそうなるのかは、先に書いたとおりだ。

Fx(a):Fy(b)Fx(b):Fa-1(y)

水は低いところに向かって流れる

改革のツケは水が低いところに流れ込むように、弱いところを探して流れ込む―― 一方お金は上昇する。そのことを知ってしまった地方で、今更改革を推し進めなければ経済成長はない!などと言っても票は入らない。かといって「公共事業」というカードも切れない。「公共事業はいまやババ抜きのババである」ことに、まだ変わりはないのである。

マニフェスト

今回からマニフェストの配布が可能となったらしいので、マニフェストを集めまくってそれぞれの政策を比べてみたいという誘惑にかられている――ご協力いただける方はいないだろうか。