レモンハイを呑む
午前6時45分起床。浅草はくもり。また4月2日のことで申し訳ないのだが、あたしはこの日初めて加賀屋に入ったのだ(なにせ加賀屋は浅草には存在しない、たぶん)。
その加賀屋でレモンハイを頼めば、左の写真のように、コップに氷と焼酎が入ったものと、なにやら瓶がやってきたのだ。この瓶はホッピービバレッジのクレジット入りだった。
「あーこれはホッピーが造ったレモンハイの素なのね」、と初めて見るグリーンの瓶を眺め回し、ヤクルトタフマンにもあったと思われる様な絵を「何なのかを聴いてみたいな(だれにだ)」、とひとり思いながら、ようやく焼酎を割りマドラーで掻き混ぜたのである。
シューワーと細かい泡がコップ一杯を占めて、ようやくレモンハイと成ったのだが、あたし以外には、呑む場所でも糖質制限食を考えなくちゃいけない人はいないようで、ひとりレモンハイを頂いたのだ。
本当は、生ビールでも、瓶ビールでも、日本酒でもドンとこい、と云ってみたいのだが、脳梗塞と糖尿病の恐怖は何時でもあたしと一緒にある。
レモンハイを呑むようになって3年程程過ぎたが、これは神戸の「丸萬」で呑んだレモンハイ以来の瓶付きだな、と思いながら、そしてその時よりも甘くねーや、と。いややっぱりレモンハイ、今のあたしには丁度なのであるな。
そこで出されたレモンハイが、「MASCOT」という瓶に入った炭酸の液で、グラスに入った焼酎を割ったものなのだが、このシステムは(ご存じ)ホッピーにそっくり同じなのであり、ハッキリいって「どこがうまいのか分からない」もので、焼酎をわるところも非常に似ているのであるが、この「どこがうまいのか和からないもの」で造ったレモンハイは心底遠い味がしてイケているのである。
あたしは、例によって他の酒はあんまり飲めないので、この「どこがうまいのか分からないも」のを沢山いただいたのだが、ついつい、お代わりも 「中」 ( なか )と云ってしまい、しかし余計な心配に及ばず、それでも結構通じる(たぶん)のであって、あたしは平和な気持ちでレモンハイを呑んだのだ。
「丸萬」のレモンハイは「MASCOT」が命である。(新開地:兵庫県神戸市) from モモログ3
加賀屋南池袋店
東京都豊島区南池袋2丁目23-4 富沢ビル2F
03-3985-6523
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