冷やしたぬきそば冷やしたぬきそば


板蕎麦 香り家

午前6時15分起床。浅草は晴れ。この日は「評価経済勉強会#3 inギークオフィス恵比寿 非貨幣経済とか、なめらかな社会とか」の為に恵比寿に向かい、ついでの昼餉ランチ東口の「板蕎麦 香り家」に入った。

もちろん蕎麦屋なのだが、あたしが知ってる蕎麦屋とはちょっと違っていて、なんと云っても客に外人がいるし、周りの人が頼んでいるのは、なにかやたらと豪華な蕎麦(のようなもの)なのである。

もちろん蕎麦屋であるので、豪華もへったくれもないだろうが、あたたしは席に通されると、いつもの「冷やしたぬきそば」を頼んだのだ。

そして待つことしばし、出てきた蕎麦を早速頂こうと、何時もの調子で手繰れば、ここの蕎麦はやっぱり違う。どう違うのかというと、普段食べている蕎麦は、ズスーッと喉越しを楽しむために蕎麦を音をたてて呑み込めるのだが、この蕎麦は呑み込もうとしても呑み込めないのである。

そんな蕎麦があるのか、と云われそうだが、あったのだからしょうがない。だから噛むのだが、それが噛めば噛むほど蕎麦の味がするのであり、ふーん不思議な蕎麦だ、と感心しながら、この正当的な、しかしどこが正当なのかは分からない蕎麦を、あたしは思い切りかみかみしながら手繰ったのである。

板蕎麦 香り家
東京都渋谷区恵比寿4丁目3-10センチュリーパーク1F
03-3449-8498

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