新しい日本型資本主義 
カツ煮
カツ煮で呑む
午前5時25分起床。浅草はくもり。ニュー王将で呑む。それは寂れた浅草の中でもピカ一の寂れ具合だが、その寂れ具合があたしをここに惹きつける。今日は何を酒肴にして呑もうか、といつも決めている「浜一番サラダ」と「まぐろの刺身」をもらってレモンサワーで口火をきる。
そして何時ものメンチカツ。あーうまいな、イケている。そしてレモンサワーをもう一杯。いくらでもいける己に戻ってきたか、と問いかけるが、気のせいだ、と頭の中で繰り返す。これを繰り返すことは幾度と知れず。
さて、そろそろ終いにしようか、と思うが、まだまだいけるぞ、とばかりに「カツ煮」を頼む。あー「カツ煮」を食べるなんて何年ぶりか、とひとりぐちる。「あー甘い」な、と声がもれる。病気で倒れる前よりもずっと甘く感じる。そして思うのだ。あたしの糖尿病の原因の一つはこの「カツ煮」に違いない、と。[浅草グルメマップ]
ニュー王将
台東区浅草5丁目21-7
03-3875-1066
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