ケイデンヘッドのロングロウ11年
午前5時55分起床。浅草は晴れ。今日は京都にちょっと行ってくる。
さて、盛岡に行けば、向井田さん無理を云っていつも連れてってもらうのが見聞録である。今回も見聞録に行けば、親父さん夫婦はスコットランドへ旅行をしてきたという。
そのお土産として出してくれたのがロングロウの11年ものだ。
例によって2杯だけだがベーコンを焦がしたようなスモーキーさを楽しんできたのだ。あたしは残りを瓶ごといただいて来たのだが、イギリスに行ったことのないあたしにもケイデンヘッドの素晴らしさが伝わってくる。
ケイデンヘッドとはスコットランド最古のインディペンデント・ボトラーで、1972年、スプリングバンク蒸溜所を所有するJ&Aミッチェル社に経営が引き継がれたそだ。
チルフィルター(冷却ろ過)とカラーリングを決して行わず、自然な状態でボトリングすることをポリシーとしている。
だから澱の入ったその瓶も一つの味なのだ。入っていたのはスプリングバンク(ロングロウ)と(勿論英語でだが)書かれている。未練たらしいあたしは、残ったこの瓶の中身を、呑もうか呑むまいか未だに迷っているのであるな、あー。
見聞録
岩手県盛岡市南大通2丁目6ー12