飛騨牛ハンバーグと郡上の思い出
あたしには二人の愛すべき「うどん☆人さん」がいる。一人は「うどん☆人さん」(山田さん)、もう一人が「うどん☆人二合さん」(阿部さん)であるが、この贈与は郡上の「うどん☆人さん」(山田さん)からのものだ。
郡上という地名を聴いて懐かしいな、とお思いの方もいるかもしれない。そう「郡上」がなければ今のあたしは存在しなかったのだから、懐かしいだけでは済まされない。まさに恩人とでも呼べる土地なのである。なにせ今のような仕事を始めて最初に赴いたのが郡上なのだ。
当時、郡上へは二度ほどタクシーを使って行った覚えがある。新幹線の岐阜羽島駅で降りてそこからタクシーだ。
タクシー代は2万円超。今考えれば「なんちゅーことやらかすんじゃ、ほうけもんが」、と怒られそうなものなのだが、それを許してくれた、前田会長はじめ郡上の方々に(遅ればせながら)お礼を云いたいのだ。
今は、「うどん☆人さん」(山田さん)と平井さんが郡上の香りをあたしに届けてくれている。この飛騨牛ハンバーグは正確には郡上市内のものではないが、そんなことは一向に構わないのである。郡上の人が送ってくれるから郡上のものなのだ。
水野精肉本店
岐阜県養老郡養老町泉町315の2