岩見沢のパトリだーWもつそば
午前6時10分起床。浅草はくもり。これは岩見沢の希林で食べた
それは浅草で、である。江戸蕎麦はしっかりとある。しかし「鶏もつ」でここまで煮込んだ蕎麦はないのである。そして食べればちょっと特別な味がやってくる。
その特別とは、やっぱり「鶏もつ」を使っている、ということなのだ。見よこの立派な「きんかん」を。そしてこの蕎麦はズバリの岩見沢のパトリだと云っているのである。
つまりこれを露出させる問いは「なぜ私はアナタではない私なのか」や「なぜここが他ならぬここであるのか」だが、この蕎麦は岩見沢でしか食べられない。「きんかん」のたっぷりのった「Wもつそば」をみたら、あたしは岩見沢の地を思いだすだろう。
鶏肉はこの地のものだ。岩見沢駅前の三船もそうであるように、元気に鶏肉を食う人達の顔が思い浮かぶ。そう元気になのだ。それはまるで浅草の米久のように(米久は牛鍋だけれども)なのだが、つまり、この蕎麦は、まごうことなき岩見沢のパトリなのである。
希林
北海道岩見沢市大和一条7-3-3