大盛でランチ大盛でランチ


西谷食堂

午前5時40分起床。浅草は雨。岩見沢に着けば、「この日は魔の月曜日ですよ」、と吉川さんが云う通り、当初行こうと思っていた「福松」は休みだったし、「もつそば」を食べようと「希林」に向かえば、午後2時丁度で蕎麦がなくなって営業はお終い、という始末。

まあ、こんなこともあるわな、と踵を返して「そば岩」に向かったがこれも休みときた。それで最後の望みを賭けて「西谷食堂」へ行ってみたのだが、そしたらさすがにあたしが常食とした「西谷食堂」だ、表の暖簾がパタパタと手招きをしていた。

今は食べたくても食べられない(あたしは、だが)「カツ丼」がここの名物である。「西谷食堂」にの前を通る度に「カツ丼」を思い出すのは、「カツ丼」が「西谷食堂」の代名詞になっているからなのだが、だが、今回は「大盛」を食べる。

そう、だれかが決めたように「大盛」なのだ。「大盛」とは「かけそば」の大盛りのことで、あたしの近所(浅草だ)では「おおもり」であるが、ここの「大盛」を評価しよう、なんて気持ちになってはいけない。

「西谷食堂」は「うまい、まずい」で評価ができない、それこそ「街的」な食堂なのであり、それは今では岩見沢でも珍しい存在なのだ。そこでの「大盛」である。なんとなく汁が甘いし、なんとなく蕎麦に元気がないのは許してしまおう、という気分になる。なんと云っても漸くありつけた昼餉なのだ。

大盛

西谷食堂

西谷食堂
北海道岩見沢市1条西4丁目6-5