新しい日本型資本主義 
かき揚げ蕎麦の大盛り
かき揚げ蕎麦の大盛り
午前5時30分起床。浅草は晴れ。又しても足立区役所である。いや、足立区役所と云うよりも「足立区役所の職員食堂（B1食堂）」と云った方がよいだろう。月に1回ほどの利用だが、この食堂にもすっかり慣れた。今回のメニューは「かき揚げそば」である。それも大盛りで頼んだのだ。
ここの蕎麦は一言で云うなら特徴がないのであるが、何処にでもありそうなこの蕎麦が、（たぶん）ここにしかないものではある。しかし、この特徴のない蕎麦を大盛りでもらうのはなにも理由などないのだ。ただただ腹が減っていた。
玉ねぎ主体の「かき揚げ」は、この手の「かき揚げ」の中でも全くその存在を主張しないし、と同時にこの蕎麦自体もその存在を主張しない。こういう場合、隠れた実力の「足立区役所の職員食堂（B1食堂）」の「かき揚げそば」、とでも云うのがおしゃれ（？）なのだろうが、この蕎麦、そんな言葉さえいらないと云う（たぶん）。そして「サッサと食って速く帰りなよ」と云っている（ようなのだ）。
しかし、誰が帰るか、なのである。「足立区役所の職員食堂（B1食堂）」は立ち食い蕎麦屋ではない。そう一応レストラン（ほんとか）なのである。ここで20分程ボーッとして過ごすのが好きだ。周りでこ飯を食べている、そして談笑をしている人達が沢山いるが、あたしはなにをするでもない。ただ、ボーッとしてるのだ。まあ、店にすれば迷惑な客だろうが、ちょっとばかし許されよ、なのである。
足立区役所の職員食堂（B1食堂）
東京都足立区中央本町1-17-1 足立区役所 北館地下1階
