"10種の国産野菜"とポークのスープカレー


"10種の国産野菜"とポークのスープカレー

午前5時30分起床。浅草はくもり。久しぶりに「ロイヤルホスト浅草店」で昼餉ランチにした。なんで浅草でファミリーレストランなんだ、と云われるのは良く分かっているのだが、これが最近のあたしに癖なのだからしょうがない。この「ロイヤルホスト」に、本当は肉を食おうと思って入ったのだが、メニューをめくっている内に気持ちが変わってしまった。

カレーにしよう、そう思ってしまった。なぜならそこに「スープカレー」があったからだ。そして決めたのだ。今日はご飯も食べてやる、と。「スープカレー」は空知に行くとよく食べていた。岩見沢のスープカレー屋は(知っている限り)殆ど淘汰されてしまったが、札幌にはさすがに残っている。しかし、この「スープカレー」は1760円である。

スープカレー一杯に(原価率30%として)約600円もかけているのだ。この高い原価率がスープカレーが伸びない理由の一つだろうなと思う。とはいえ、高い原価率のこの「スープカレー」はうまい。10種の野菜とは、キャベツ、玉ねぎ、人参、なす、かぼちゃ、トマト、赤パプリカ、ブロッコリー、いんげん、オクラであり、特にトマトは、殆ど熱を入れないで入っているという篦棒だ。

このトマトが非常にうまい。トマトが甘いのだ。それがカレーのスパイスと相まみえ造り出す味わいに、十八穀米を足してやると味が変わるから面白い。野菜はまあ、当初は入っている、というだけのものかも知れないが、食べている内にカレーに溶け出し、スパイスと見事にマリアージュしていまい、非常にうまいものになってくる。これは逸品だけど、やっぱり、値段が高くては普通のランチにはダメだろうな。[浅草グルメマップ[浅草でランチ]

ロイヤルホスト浅草店
東京都台東区浅草1丁目9-2 ホテルユニゾ浅草1F