かき玉そば
午前5時50分起床。浅草は晴れ。錦糸町でランチをサクっと食べる。この要望に応えてくれる店は意外と少ない。(あたしの場合)要は「立ち食い蕎麦屋」なのだが、駅の北口では「二八蕎麦 そばじ」がなんとか有る(正確には立ち喰い蕎麦屋ではないだろうが)。それでも、あるだけで有難い、とあたしは駆け込む。
ここは冷たいそば(もりそば、それも「3段せいろ」だ)を食べたことがあるが、今日は寒いのだ。どう考えても(普通)寒い時には暖かいものにする。メニューを観ると「かき玉そば」があった。ここは普通の蕎麦屋以下のメニュー構成なわけで、これに海老天でもあったら「天とじそば」になるのだけれど、残念ながら(メニューには)ない。
そこで「かき玉そば」なのである。つまり、本当は「天とじそば」が食べたかったのに「かき玉そば」なのである。ここの「かき玉そば」はいたってシンプルだ。かけ蕎麦に玉子、それに三ツ葉である。しかし、蕎麦における玉子の存在というものを侮ってはいけない。この玉子が全てを司どる。すべてはマイルドに纏まる。しかしだ、口は何時までも海老天を欲しがっていたけれども。
そばじ 錦糸町テルミナ2店
東京都墨田区錦糸1丁目2-47 テルミナ ダイナー1F