ぴょんぴょん舎の盛岡冷麺ぴょんぴょん舎の盛岡冷麺


ぴょんぴょん舎の盛岡冷麺

午前4時30分起床。浅草は晴れ。これは先日、盛岡の「下河原さん」から頂いた「盛岡冷麺」で「ぴょうんぴょん舎」謹製だ。「ぴょんぴょん舎」は「下河原さん」がおいでになる前々日に食べたランチでもある。あたしは何故か、「ある食べ物」にはまっているときには、週一でその食べ物を食べないといられないのだ。

その「ある食べ物」がその時には「盛岡冷麺」だったわけで、この「ぴょんぴょん舎」の「盛岡冷麺」は、二週に渡りあたしの食卓を飾った。つまり、最初から数えると(盛楼閣-ぴょんぴょん舎 Te-su-ぴょんぴょん舎のお土産×2)とかれこれ一ヶ月の間「盛岡冷麺」を食べられたわけだ。

それだけであたしゃ嬉しい。写真は最も最近(最後)のもので、焼豚と胡瓜の漬け物はなんと自家製である。焼豚と気軽に云っているが、盛岡冷麺の焼豚は豚ではなく牛だ。だけどこの焼豚は豚である。それに胡瓜の漬け物は単純に塩っぱいだけで味付けはない。

さらに真ん中に居座った茹で玉子の上に白胡麻がまぶしてあるが、これは「ぴょんぴょん舎」では御法度である。胡瓜のあたりに葱と一緒にスープに浮かばせるのだ。だけど、麺は(いまだに)ちゃんとは盛れないけれど、この写真は「盛岡冷麺」である。三つの胡瓜の漬け物、焼豚、茹で玉子、そして果物、どう見ても立派な(?)「盛岡冷麺」だろう。

つまり、これが「文法」なのである。「盛岡冷麺」の味は夫々の店でそれこそ違う。勿論この「盛岡冷麺」も違うのだ。だけど見た瞬間に「盛岡冷麺」だとわかる凄さ。「冷麺文法」がある限り「盛岡冷麺(だだし「もりしげ」を除くだな)」は存在するのである。

ぴょんぴょん舎の盛岡冷麺