ピンチはチャンス。決してあきらめない。ゼロだからこそ可能性はある
午前4時10分起床。札幌は雨。昨日は「地域創生フォーラムⅩⅢ ~これからの空知を考える~」と題された、一般社団法人 空知建設業協会のイベントに参加した。特別講演は赤平市に住む「鈴井 貴之氏」だった。あたしは何度か彼をTVで見たことがある。そう「水曜どうでしょう」のミスターだ。
地域再生フォーラムⅨ「ぶどうを通じて探す 地域産業の魅力」で講演された鈴井亜由美さんは元妻でで、この「元」というのが気になったが、お陰様で、彼のファンだと思われる方が多数見えられ、会場は満杯だった。そんな彼の講演は明確である。それは「逆説的発想」である。
- 成功談より失敗話の方が面白い
- 芸能人の結婚より離婚の方が興味がある
- 優勝候補より弱小チームを応援したくなる
なんかある(笑)と思った。そしてもうひとつ。
- 自分がどれだけ「凄い」かよりも「ダメか」の方が人は興味がある
そして、挙げ句にこういうのだ。
- そもそも、思った通りになることがどれだけあるのか?
はっきり云って「ない」(笑)。では、このような「逆説的発想」から如何にして空知を盛り上げていこうとするのかが彼の話の本筋であるが、答えは「共同」である。せっかくかだら共にやろうと云うことだ。「空知シーニックバイウェイ」は正にその為に存在している。
この「共同」という言葉は、今回の講演にあたしが勝手に付けたものだが、それはあたしがずっと云ってきたことと同じことかもしれないなと思った。自分が何故こうして今あるのかを考える。そして「そもそも、思った通りになることがどれだけあるのか?」なのである。