雷電食堂雷電食堂


「雷電食堂」にも行きましたよ

午前4時起床。浅草は晴れ。忘れていたわけではないが、20日の夜、空知建協の皆さんと呑んだ後、ちゃんと「雷電食堂」にも行ったのだ。この店は、嘗て岩見沢きっての「アジール」と呼んだ場所であったが、ここの「梅割り」を、あたしの糖尿病の原因だと云う人もいるぐらい、深夜呑み食いするには身体に悪いところだった。

そのせいではないが、この日は「ビール」と「ホルモン」という簡潔なメニューを貰う。いつもの「カレーライス」と「ラーメン」はとてもじゃないが食えないのだ。昔は「カレーライス」と「ラーメン」と「ホルモン」をみんなでシェアして食べたものだが、それは同じ釜の飯であることで、この「アジール」の空間は強烈な「子宮的構造」を創り出していたのだ。

しかし、今の「雷電食堂」にそれを求めるのは無理だろう。いや、あたし達が違ってきているのかもしれない。肉体労働者のように、油まみれになりながら、食べて、呑んで、語る。そういう「IT化は呑むことだ」が出来なくなって久しい、呑むこと自体にハチャメチャさが無くなってしまった。

これもあたしが脳梗塞で倒れてしまったせいなのが大きいのだが、この日は折角の「雷電食堂」なのである。思い切ってホルモンを焼いてビールで腹に流し混む。昔の感情が少しだけれども回復してきたような気がした。翌朝ホテルで気が付いた。あー着ていたもの全部にホルモンの匂いだ。懐かしくて暫くかいだのだが、直ぐに消臭剤を振りまいた。

変わったのはあたしの方かもしれない。

ホルモン

ホルモン

雷電食堂
北海道岩見沢市1条西3丁目5-9