禁煙特定区域偶然写っていた写真


止められれば止めたほうがいいというもの

午前3時45分起床。浅草はくもり。数多い写真の中には、本人が意識もしなかったものが写っているものがある。この写真もそんなもので、北千住で『「ごまだれだんご」。(だんごの美好 北千住店:足立区千住1丁目20-9)』の写真を撮った時に写したものだ。あたしの影が「禁煙特定区域」と書かれた路面シール上に写っている。

この「禁煙特定区域」とは足立区のきめごとらしく、足立区を快適できれいなまちにするために施行されたものだそうだ。つままり、「禁煙特定区域」は「たばこの吸い殻の散乱及び喫煙による火傷などを防止するため、特に必要と認められた区域で指定されている」という、なんともな理由のものだ。

あたしもタバコを止めて10年になる。しかし、よくタバコを止められたな、と多くの方々が云う。あたしも不思議だと思うのだが、なにしろ、脳梗塞で倒れる寸前まで、(あたしは)タバコをのんでいたのだ。その数は1日60本程、つまり3箱である。しかし、脳梗塞で入院したお陰(?)で、あの日以来一本も吸ってはいない。

あたしがタバコを止めると、それからタバコの値上がりが極端になり始めた(ような気がする)し、街中では、多く場所が禁煙になっていった。喫茶店でさえ禁煙の場所がある(笑)。タバコを吸う人達は肩身の狭い思いをしていることだろう。ましてや足立区ではこれなのだ。

タバコを止めたから云うのじゃないが、タバコは止められたら止めた方がいい(と思う)。あたしの様に死ぬ思いをしたことで、健康の大切さに気付くことは有効だと思うのが、でも止められないのが「タバコ」である。どこかに「タバコはやめられないものだ」という思いが残っていると、決してタバコは止められないだろう。

だから、決して無理して止める必要もないと思う。

なにしろ、様々な食堂でも分煙が進んでいる。「タバコはお吸いになりますか」と聞かれることが多いし、多くの場所では「禁煙」になっている。そういう意味でタバコを吸わない人にとっても生きやすい状況になりつつある。この流れは、そのうち、誰も気が付かないうちに淘汰されるものが、タバコなのかもしれない、と云っているように聞こえる。