なると
午前\5時起床。浅草はくもり。この日は「なると」で夕餉だった。あたしの家も含め、全部で四世帯が呑んでいたのだが、わざわざ「世帯」と云うのは正に正解で、二世帯には小さな子供がいる、という賑やかさだ。隣の子供があたたしのスタジャンを踏んずける、お母さんがその子を叱る。その子がギャーギャーと騒ぐ(笑)。
ここは奥浅草の酒飲みが集まると処なのに、一体何が始まったのか、と思う。そんな活気(?)のある夜だった。あたしは「石焼きにんにく」を貰う。これは青森産のにんにくを石焼き鍋に入れて炒めただけ、というわかりやすい食べ物だが、皮ごと取り出し、自然と剥がれる皮に驚き。そして口に入れると、味は全然わかりやすくはない。
深く青森の土の味がする(ような気がする)。
しかし、子供はまだ騒いでいた。
若い頃なら、子供をしつけるのがあたしの役目だと思っていた。
走り回る子供がいれば、足を掛けて転ばせる。しかし、今はそんな気などさらさら無くなってしまった。子供は好きなようにさせておくのが一番いいのだと思う。子供は益々騒いでいたが、この日は最後に「豚バラ大根スープ」を貰って皆でのんだのだ。しかし、やかましいぞ(笑)。[浅草グルメマップ]
なると
東京都台東区浅草4丁目39-2