よだれ鶏よだれ鶏


よだれ鶏に悶絶したのだ

午前5時50分起床。浅草晴れ。この日は御徒町駅付近にいたのだが、ランチの時刻にちょうど「大阪王将 御徒町駅前店」があったのだ。よしここで「餃子」でも食おう、と(初めての)店に入った。「大阪王将 御徒町駅前店」は思いの外混んでいて、あたしは上の階に回された。奥にある細い階段を昇ってゆくのだ。

この店は新しい店らしく全てが新品だった。だけれども、一つのテーブルの上には、どうやら片付けが間に合わないようで、食べ終えた食器がそのまま残っていた。あたしは「餃子」と「よだれ鶏」を頼んだ。暫くして料理が届いた。まずは「餃子」からだ。箸がある処が分からす最初は途惑ったのだが、なるほどこれは食える。

なかなかいいじゃないか。

ただ、なにがいいという訳じゃないし、あたしのフェバリットである「餃子の王さま」と比べてはいけない。だけど、比べる必要もないのだ。ここは「大阪王将 御徒町駅前店」である。ここの味なのだ、そして「よだれ鶏」を食べるが、食べ始めて「うっ」、と食べるのを止めたのだ。

辛いのだ。それも久しぶりで味わう種類の辛さだ。

あたしは辛いものは苦手である。だけども辛いと云っても、その辺の店にでているものは何とか食べられる。しかしだ、この「よだれ鶏」には参った。なんとかして食べられないかとチャレンジを試みる。しかたなく胡瓜の赤いタレを除けて食べた。ホッとした。この「よだれ鶏」は(本当はうまいのだろうが)、ただ辛いだけの料理としてあたしの中に刻まれたのだ。

餃子

大阪王将 御徒町駅前店
東京都台東区上野5丁目15-15