新しい日本型資本主義 
元祖フライドチキンバスケット
銀座ブラジル 浅草支店
午前6時30分起床。浅草は晴れ。浅草は喫茶店の多い街である。新仲見世通りを歩いていて、以前から気になっていた喫茶店に入ってみた。名前を「銀座ブラジル 浅草支店」という。この「銀座ブラジル 浅草支店」の「浅草支店」というのは、浅草にある、という程度の意味だと思う（よく分からないが）。
それは「居酒屋 浩司」と同じようなもので、「居酒屋 浩司」も正式には「居酒屋 浩司 浅草店」というのだ。
2階の店舗まで、なぜか息を切らして登ると、中にはおばちゃんが待っていてくれる。もうそれだけで脱力できる。タバコも好きな処で好きなだけ吸えるという塩梅で（あたしには関係ないが）、昔ながらの喫茶店だ。早速「元祖フライドチキンバスケット」とアメリカンコーヒーを頼んでみる。
しかし、なんだか知らないがじっくりと待たされる。まだかな、まだかな、とまっていると、おー「元祖フライドチキンバスケット」の登場だ。それは見た目が素晴らしい「揚げ物」である。ハッキリ云って喫茶店のモノではない。「フライドチキン」は所謂「ささみかつ」で、あふれるようなボリュームだ。
ラードで揚げてあるのが分かる。これはかなりうまそうなのだ。さっそく1つ食べてみる。
サクッ、あーうまいなぁ。
このフライはフライがなんであるかを心得ている。付け合わせの「フライドポテト」の食感も楽しい。そしてトーストしてあるパンが憎い。玉ねぎとニンジンのピクルス？（酢漬）が素晴らしくうまい。いや、ここは喫茶店なのだろが、「揚げ物」がここまでうまいことには驚いた。久しぶりにうまい「揚げ物」を出す店を見つけたのだ。[浅草グルメ]
銀座ブラジル 浅草支店
東京都台東区浅草1丁目28-2
