白身魚の牛蒡サラダ焼き白身魚の牛蒡サラダ焼き


白身魚の牛蒡サラダ焼き

午前5時30分起床。浅草は晴れ。「墨田区役所 食堂」に行けば「白身魚の牛蒡サラダ焼き」なるハイカラな名前が目についた。今日はこれを食べようと思った。まず第一に魚であること。それも白身である。そして「牛蒡」という言葉にほだされたのもある。

「白身魚の牛蒡サラダ焼き」とは、得体の知れない白身の魚に、得体の知れている「牛蒡のサラダ」を巻き付ける様にかけ、その上から焼いたものだが、こうして書くと簡単なようだが、味だけでいうならそれはうまい。「牛蒡のサラダ」をあえるのに使うマヨネーズが妙に効いているのだ。

「マヨネーズ」はあたしのような病気(糖尿病)の人には欠かせない。つまり、食後血糖を上げるのはカロリーではなく、あくまでも「糖質」なのだ。マヨネーズはカロリーが高いので、白身魚を甘辛く煮付けて食べています、は逆効果なのだ。マヨネーズの方が血糖は上がりにくくなる。

そして「牛蒡」は食物繊維が多い。食物繊維は炭水化物だが、「糖質」ではない。さらに血糖値を下げるにはインスリンが出なくてはならない。あたしはもうインスリンはカスカスなのだが、そのカスカスの中でも、腸にある「インスリンを出せ」と「すい臓」に指令を送るスイッチを増やす必要がある。

その「インスリンを出せ」と「すい臓」に指令を送る腸内細菌が食べる「水溶性食物繊維」が多くふくまれる食品にも「牛蒡」があるのだ。食事にそのエサを一品加えてあげると腸内細菌が元気になる。そう思うと、なぜか「白身魚」もぐんとうまく感じられるのだ。勿論ご飯は4分の1だけという寂しさだった。[浅草でランチ

白身魚の牛蒡サラダ焼き定食

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墨田区役所 食堂
東京都墨田区吾妻橋1丁目23-20 墨田区役所1F