ざるそば(会津そば)ざるそば(会津そば)


会津蕎麦と日本料理 湖穂里

午前5時10分起床。浅草はくもり。郡山に行ってた際に出会った驚きの蕎麦がこれである。郡山の人達に云わせれば、別に驚くことも無いのに、と云われることはわかっているが、手繰る手が止まらなくなってしまったのだ。いつも食べている浅草の蕎麦とは違うコシと舌触りの蕎麦だった。

ザラザラしているようで舌触りはよく、そしてコシがあるようでいてサッと食べられる。汁は本当に中濃であり、甘すぎでも辛すぎでもない。これにはびくりしたのだ。全く予期しない時に、全く予期しない味にであってしまったのだ。こんな時はただ驚くしかないのである。

そこは、JR郡山駅のエキナカ2階のある「会津蕎麦と日本料理 湖穂里 (こおり)」という店だ。

勿論初めて入ったが、会津のものを色々と出してくれる(ようなのだ)。暑かったのでビールと「馬刺し」をもらい、まずは喉を潤した。よく絞まった「会津馬刺し」を食べようと辛みそを醤油に研いだ。しかし、いつもの「ハヤオの馬刺しのタレ」に比べると、辛味が強い。ホーと思わず声が出る。

そして〆にと蕎麦をもらう。「ざるそば」と書かれている。「会津そば」だ。

「会津そば」という事で予想はしていたのだが、その予想をかるく裏切る出来映えだった。会津磐梯山の麓、ソバの花が咲き乱れる会津盆地を知っているあたしも、かつては(25年ぐらい前だが)よく会津地方の蕎麦を食べたものだ。その会津蕎麦に郡山で出会えた喜びは、なにか懐かしいものを取り出したように嬉しいものだったのだ。

会津馬刺し

会津蕎麦と日本料理 湖穂里 (こおり)
福島県郡山市字燧田195 JR郡山エキナカ2階