シウマイ弁当シウマイ弁当


崎陽軒のシウマイ弁当

午前7時起床。浅草は晴れ。久々であった。「崎陽軒のシウマイ弁当」で夕餉にしたのだ。「崎陽軒のシウマイ」は「シューマイ」とは書かない、と以前人に教えてもらってからだいぶ経った。「シウマイ」なのである、

この日は台風が来た日で、「崎陽軒 松屋浅草店」と云えど、昼前には店頭には何も並んでおらず、午後16時に寄った時には「シウマイ弁当」が5つほどあった。そのうち2つを買って帰る。何時の間にか値段も高くなったが、本体はずっしりと重い。

ご飯が入っているとこうも違うんだ。あたしの感想である。早速家に帰った。弁当2つが重い帰宅の道だった。

やがて夕餉になり、「シウマイ弁当」を開けた。おかずが妙に懐かしい。グリンピースがのった「シウマイ」と「筍煮」は特別な存在で、その特別なものを、許されよ、とばかりに全部食べた。(あたしは)何と云っても「筍煮」が好きだ。

もし「筍煮」だけが売っているなら、「筍煮」だけを貰ってビールを一本呑みたいほどだ。

でも、この日はなにも呑まないで食べる。そして、ご飯を半分も食べてしまった。なぜか箸が止まらなかったのである。やや堅く炊かれたご飯に黒ごま。あーこれだけでもいいのだ。弁当のご飯の鏡である。蒸気炊飯方式で炊いているのは知っているが、経木の弁当箱がものを云っている。

しかし、ご飯を食べてしまった、という現実は、この弁当を買った時からあたしについてきた「トラウマ」だ。これは(あたし的には)体に良くないのは分かっている。でも食べてしまった、という現実。翌朝の血糖値には驚くだろうな、と思った(正にその通りだったのだけれども)。

シウマイ弁当

シウマイ弁当

崎陽軒 松屋浅草店
東京都台東区花川戸1丁目4-1 B1F 松屋浅草