冷やしおろしゲソ天そば冷やしおろしゲソ天そば


正にゲソ天だがゲソ天が違う

午前4時起床。浅草は晴れ。ランチに「ゆで太郎本所吾妻橋店」に行く。此の処のすっかり出不精になったあたしの、ランチを「墨田区役所食堂」に取られ気味なこの「ゆで太郎」に久々に行ったのだ。食券の自動販売機を見ると、未だに「冷やしおろしゲソ天そば」がある事に気がつく。

「未だあるのか」、とこの「期間限定メニュー」を選ぶことにした。何時もの様にカウンターに食券を渡すと座って待った。「ゆで太郎」の良いところは、ここで作った蕎麦だ、と云うことだろう。その蕎麦と揚げたての「ゲソ天」が出てくる。

作ったばかり、と云うのは、所謂「立ち食い蕎麦屋」に入るこの店では何物にも変えがたいアドバンテージだろう。しかし、この「ゲソ天」は少々食べにくいのも確かで、これが「一由」辺りの蕎麦ならば事前に切って揚げてある。その切った「ゲソ天」を安心して(あたしは)食べるのだ。

しかし、ここのゲソ天は丸々一ッ本がそのまま揚がっている。だから「見事」と書くのは簡単なのだが、この少々堅い「ゲソ天」をそのままの形で食べるのは無理がある。まず(あたしは)何時も「ゲソ天」の衣を剥がしてしまうのだ。この剥がしてしまう、のはワザとやっているわけではなく、剥がれて仕舞うのである。

そして、「ゲソ天」を囓る(食べるのではなく囓るのだ)と、この「ゲソ天」の硬さが歯に堪えるのだ(笑)。余り堅くて噛み切れないとなりとまるのまま飲み込んでしまうこともある。つまり、このゲソ天は正にゲソ天なのだがゲソ天が違う。食べにくい「ゲソ天」にこの日も悩んだのだ。

冷やしおろしゲソ天そば

冷やしおろしゲソ天そば

ゆで太郎本所吾妻橋店
東京都墨田区吾妻橋3丁目7-4