マトンマサラマトンマサラ


マサラとカリーの違いはなんだ

午前5時30分起床。浅草はくもり。「マサラ」と「カリー」の違いはなにか、ということで悩んでいるあなたにお勧めの情報である。浅草1丁目の「インドカリー 夢屋」に行ってみればよい。ここは「マサラ」と「カリー」を食べ比べることができる。まずはメニューを見る。

カリー・・さらっとして辛さストレート。ライスにあう。

マサラ・・野菜とスパイスの旨みで辛さジワリ。

これが店のメニューに書かれていた違いなのだが、これで違いが分かるわけはないのだ。とすれば実際に頼んでみるしかない。それではと「マトンカレー」と「マトンマサラ」を頼む。「マサラ」はあたしが 中心になって食べる。「カレー」は家人が中心になって食べる。そして、途中でお互いに交換して食べることにしてみた。

中辛→やや辛→辛口

ここまでは良いのだが、一つ問題が起こる。それはお互いの辛さに対する許容限度である。あたしは元々辛いのが得意ではないので「中辛」だな、と店のメニューを又見る。だが、ここで失敗を犯してしまった。「やや辛」を選んでしまったからだ。その左側に「中辛」があるのにである。

それは、よくメニューを見ずに頼む癖のある(あたしの)失敗だった。「やや辛」を「中辛」よりも辛くないと判断してしまったのだ。家人は勿論「辛口」である。出たきた「マサラ」を最初に食べる。確かに辛いがさほどでもない。良かった(ほっとしたのだ)。

辛さ

マサラとカレー

食べられさえすればうまいに決まっているのが「カレー」だ。「マサラ」は、確かに野菜が沢山入っているのが分かる。「マトン」もある。ただし「カリー」にも「マトン」はある。「マトン」はうまい。大草原の味がする。ついてきたナンも食べるが、何時のまにか半分食べていた。いかんのだ。

ここで「カリー」を貰う。これは1ランク上の辛さだが、辛さも含め、確かに食べ比べる「マサラ」とは違うな、と分かる。でも、それを言葉にしろと云われてもできないのだ。テクスト狂の楽しみはこれからなのだが、書きようがない、と書いて終える事にした。

それは極個人的な好みの問題だからかもしれない。ただ、個人的な好みと云うのであれば、どちらが好きか、と聞かれたら、4種類のスパイスを入れたごはんとあわせた「カリー」の方が好きだ。と答えよう。辛さが「辛口」でもいける。全体的に優しい味と云ってもいいものだった。

それで「マサラ」と「カレー」の違いが分かったのか、と云えば、その違いは云いようがない、というのが正解だろう。それから「タンドリーチキン」もうまかったよ。[浅草グルメ]

マトンカリー

タンドリーチキン

インドカリー 夢屋
東京都台東区浅草1丁目35-8