かつサンドイッチとたまごサンドイッチかつサンドイッチとたまごサンドイッチ


まるごとにっぽんの終わる日

午前4時30分起床。浅草は雨。「まるごとにっぽん」が、今年の11月で、「まるごとにっぽん」としての営業を終える、との報道を目にして、「Cafe M/N(カフェ エムエヌ)はどうなるのかな、と思った。たぶんテナントで入っている店は、一端契約が切られてしまうだろうから、「Cafe M/N」もなくなってしまうのじゃないのか、と思う。

かつサンドイッチとたまごサンドイッチ

あたしは「Cafe M/N」の「サンドイッチ」が好きだ。それは「たまごサンドイッチ」と「かつサンドイッチ」の2種類がある。そう云えば、ここのパンは、あの「ペリカンのパン」であり、「村上さん」が来ているときにでも、一度ご一緒しなくてはならないな、と思っていたのだ(「村上さん」は「ペリカン」のパンは食べたのだろうか)。

この日は、2種類の「サンドイッチ」を食べてやろう、と思って、「たまごサンドイッチ」と「かつサンドイッチ」をたのんだ。家人と二人分だが、夫々をシェアしようと云うわけである。勿論、あたしにとっては身体には良くないもの(パン)があるので、それぞれ一切れだけだ。

暫く待つが、待つ間に周りを見るのはいつもの癖のようなものだ。この日(日曜日)は、9割方は観光で来られた方々らしく、晴着をきていてもままならない人の多いこと。あたしの横では、晴着だが、足を開いたまま寝ている娘がいたりして、なにか面白い。と、やがて「サンドイッチ」が大ぶりの皿に乗ってやってくる。

全てが優しい

ここの「サンドイッチ」は全てが優しい。「たまごサンドイッチ」は、厚焼きのたまごをパンで挟んだその姿は迫力満点だが、いざ食べると、たまごをバターで焼いた薄い塩味だけが(勿論それだけではあるまいが)ついてくるようで、それをふんわりと包むパンの存在が引き立つのだ。その加減が絶妙だと思う。

「カツサンドイッチ」は、「かつ」を挟んであるので「ワイルド」だ、と思うかもしれないが、実はこれがパクッと何の問題も無いように食べられるのだ。さて、この「Cafe M/N」がどうなるのかは分からない。でもなくなってしまう店も多い浅草だ。今現在、精一杯おいしいものを出してくれれば良しgなのだ。[浅草グルメ]

たまごサンドイッチ

かつサンドイッチ

Cafe M/N
東京都台東区 浅草2-6-7 まるごとにっぽん3F