サバ
午前3時40分起床。浅草はくもり。「サバ」で弁当を出していることを知ったのは Instagram でである。「サバ」は三丁目にある居酒屋風のビストロとでもいう存在だ。名前は知っていたが足を向けることがなかったのだが、この日は、息子とあたしの昼飯を「サバ」でテイクアウトしようと思ったのだ。
「サバ」は「弁天」のすぐそばにある。ここの店の作りは(というか隣近所は)ウナギの寝床である。あたしは開いている入り口から店に入ると、中には親父さんが一人。店の中は明るさとは正反対の空間だ。なるほどこの店は夜だな、と思う。雰囲気は「ニュー王将」を思い切ってニューリアルしたような感じだ(ちょっと違うか)。
チンして食べる
そして「サバの鶏のコンフィ」と「塩豚とレンズ豆の煮込み」(料理の名前はうろ覚えなので、なんとなくそんな名前だった)の弁当を頼んだ。「サバ」の料理は家でチンする。つまり冷たいものを暖めて食べる。一口食べると、うん、うまいのだ。だだ、ここの料理はこの器のままだともったいないな、と思う。
しかし、男二人での昼飯である。なにかまうのもか、と暖めた料理にかぶりつく。いや、なかなかおいしいじゃないか。そして「前菜」を食べると、なるほどお酒がほしいと思う。これは、店でみんなでおじゃべりしながら食べればいいのかな、と思う。そんな日も近いようで遠い昨今なのだが。[浅草グルメマップ]
サバ
東京都台東区浅草三丁目32ー1