浅草は元気だ(と思う)
午前4時起床。浅草は雨。台東区の新型コロナの患者数は176人で(たぶん)、それはここのところほとんど変わっておらず、浅草界隈はかなり落ち着いている(ように思える)。急激に人出が増えているが、嘗ての様に患者数は増えないかもしれない。それは希望的観測かもしれないが、このままで行きたいのだがどうだろう。
かき揚げそば
この「文殊 浅草店」も、この日のお客さんは3名程だったが、人出は確実に戻ってきているようだ。あたしは食券機で「かき揚げそば」を購入した。なにか「かき揚げそば」を食べたかったのだ。「かき揚げそば」は、立ち食い蕎麦屋なら必ずあるメニューの一つだが、ここのは「たまねぎ」の「かき揚げ」がぐっとくる。
店の人にお願いをし、そして水を汲んでおく。そうすると暫くして蕎麦は茹で上がり(なんと茹でたてなのだ)、揚げ置きになっている「かき揚げ」を入れて「かき揚げそば」の出来上がりだ。どうだ立派なものだろう、と丼がでてくる。
これが僅かな金額で食える。立ち食い蕎麦屋万歳なのであるが、この無駄なく置かれた蕎麦を前に(あたしも)無駄なく食おうと思うが、あたしは食べるのが遅い。それは立ち食い蕎麦屋で明白になるのだが、普通の人が食べ終えているのに、あたしはまだ半分程度を食べている有様なのだ。
遅くてもいいのである
まったく遅いのである。蕎麦を手繰る、「かき揚げ」を食べる。この二つの反復作業を永遠の作業のように繰り返す。そして漸くコップの水を飲んだ。そう丼の中身がなくなったのだ「ごちそうさん」、と云って「文殊 浅草店」を後にしたが、もう少し早く食べられるようになろうとはさらさら思わない(笑)。この食べ方があたしなのだ、と知っているからだ。[浅草グルメ] [お蕎麦deランチ]
文殊 浅草店
東京都台東区浅草一丁目1-12 浅草地下街