鶏南蛮鶏南蛮


鶏肉(胸)

午前3時30分起床。浅草は晴れ。あたしは3年位前まで、鶏肉(胸)をランチに食べていた。それは毎日であり、調理としては焼いたものが多かったが、唐揚げは皆無だった。味はなるべく薄くし、それにサラダがつく。それがあたしのランチだったのだ。(原則)あたしは日々家人作った鶏肉のランチを食べていた。

それは糖質制限食としては完璧だったはずで、そのお陰で体重も落ちたが、残念なことに、途中でそのランチを止めたのだ。原因は鶏肉(胸)が食べられなくなってしまったことで、飽きた、というよりも、食べられなくなった、の方がより近いと思う。鶏肉(胸)が全くおいしくなくなってしまったのだ。

それから後は弁当ではなく、(原則)外食の日々になったのだが、鶏肉を毎日食べていると鶏肉が食べられなくなるのは事実だろう(あたしだけかもしれないが)。それからしばらくの間は後遺症(笑)が残って、鶏料理を食べると残し気味だったのが、この半年程だが、鶏肉を食べてもどうってことがなくなっていた。

鶏南蛮とチキン南蛮

この日のランチは「鶏南蛮」だった。勿論「墨田区役所 食堂」でだが、この鶏の唐揚げに、タルタルソースと酸っぱいソースを掛けただけの、チープな「鶏南蛮」でさえおいしくいただける。それは 宮崎で食べるような「チキン南蛮」ではないことは分かっている。でも、浅草の(いや墨田区というべきだろう)ランチで食べるには十分においしい。

だけど、この料理をなぜ「チキン南蛮」と呼ばなかったのかは謎なのだ。「鶏南蛮」と「チキン南蛮」は同じものだろうか。たぶん同じものだろうが、例えば「鶏南蛮」は蕎麦にある。「鶏南蛮蕎麦」だ。だけど「チキン南蛮」は蕎麦にない。

このときの「南蛮」とは「葱」のことだが、「チキン南蛮」には「葱」などないのだ。もしかしたら、タルタルソースの中に唐辛子が隠れていて、それを「南蛮」と呼んでいるのかもしれないが、しかし、考えれみれば、「うどん」には「チキン南蛮うどん」があり、まったくいい加減なネーミングは謎だらけなのだ。[浅草グルメ]

鶏南蛮

墨田区役所 食堂
東京都墨田区吾妻橋1丁目23-20 墨田区役所1F