リブロースステーキ重リブロースステーキ重


4つの選択肢

午前3時30分起床。浅草は晴れ。今日は珍しく「ガスト浅草雷門店」からデリバリーなのである。なぜなら家人が夕餉を作りたくない、と云うのだ(笑)。まあ、週に1,2度は必ずある一日だ。こんな日は何をするのかは分かっている。あたしには4つの選択肢がある。一つはあたし指針が料理をする、というものだが、あたしが出来るのは蕎麦を茹でること位なので却下。

そして2つ目は外食である。普段なら間違いなく(この日も)外食をしていただろう。しかし、このコロナ禍の中で、最近はめっきりその機会が減ってしまっている。今回もナシだ。そしてもう一つがテイクアウトだ。テイクアウトは何もコロナ禍の影響で始まった訳ではなく、要は持ち帰りの弁当だ。これも今回はナシ。

そしてもう一つがデリバリーだ。これもコロナ禍の影響で注目を浴びているが、欠点はある。それは一回頼まないと味が分からない、ということだ。つまり、又頼むかどうかは、一回目で判断ができるが、最初の1回目は「カケ」なのである。これは一度外食した店でも同じなのだから始末が悪い。

ガストの弁当

この日はデリバリーすることに決めた。そして、何を食べるかを決める。この日は店から選んだのだ。「ガスト」にしよう、とあたしが云う。「ガスト」?、意外な意見にちょっと面食らった様子だったが、そう「ガスト」は初めてのデリバリーなのである。あたしは「リブロースステーキ重」を選んだ。

30分後にデリバリーしたものが届く。それは実に見事な弁当だった。「重」と云うよりもこれは「弁当」なのだ。あたし好みなのだ。弁当箱にご飯とおかずが目一杯に詰め込まれている。この詰め込まれている、という感覚が好きだ。付け合わせがいかにも「ガスト」であるが、これはこれであたしは好きだ。

原則ご飯を食べない人(あたしのことである)には、ちょっと重そうな弁当だが、この日はご飯は2分の1を食べる。はっきりって食べ過ぎだが、食べるだけの価値はある。何と云ってもリブロースステーキがうまかったのだが、そのリブロースとタレの味が移ったご飯のうまさよ。デリバリーの時間がつくったデリバリーならでのうまさだ。これは店では食べられないな。と思った。

リブロースステーキ重

ガスト浅草雷門店
東京都台東区浅草一丁目5-3 浅草セントラルホテル2F