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ジャーマンポテトハンバーグ定食

ジャーマンポテトハンバーグ

午前3時15分起床。浅草は晴れ。風の強い朝だ。木枯らし1号だろうか。この日は「墨田区役所 食堂」でのランチだった。ショウケースを見ると「ジャーマンポテトハンバーグ」なるものがあった。あたしの食の趣向は、歳を取る度に子供の頃に逆戻りしているかのようで、何時も食べている食堂で「ハンバーグ」と聞くと無条件で注文したくなる。

最も、あたしが初めて「ハンバーグ」を食べたのは高校生になってからだったが（笑）。しかも、この「ハンバーグ」には「ジャーマンポテト」が付いているのだ。あたしには「ハンバーグ」が添え物で「ジャーマンポテト」こそが主食に見えた。なにを隠そう、あたしは「ジャガイモ」が大好きなのだ（笑）。

もう少し高い物を頑張って使ってくれればいいのに

ただこの「ジャガイモ」好きには「ジャーマンポテト」は滅多に食べることのないものだった。「ジャガイモ」は「天ぷら」こそが一番うまいと思っている人なのだよ（笑）、あたしは。この料理は、一度茹でて、タマネギとベーコンとを一緒に炒める。つまり、簡単な料理だが、浅草では（というよりあたしの周りでは）この料理を出すところは少ない。

その「ジャーマンポテト」を冠した「ハンバーグ」なのである。なんとなく味が分かってしまう恐ろしさだ（笑）。だけど、この「ハンバーグ」はいただけなかった。安物の味がするのだ。

つまり、肉の感触があまりしない。（たぶん）牛肉、豚肉、それに何かの肉（笑）とデンプンで形成されているのだろう。この「ハンバーグ」、（あたしには）まるで魚のソーセージを食べているように思えた。どうせ出来合いのものを買って使っているのだろうが、もう少し高い物を頑張って使ってくれればいいのに、なのである。[浅草グルメ]

墨田区役所 食堂
東京都墨田区吾妻橋1丁目23-20 墨田区役所1F