バインセオバインセオ


クロープクルア

午前3時30分起床。浅草はくもり。(あたしの)「Go To Eat」が使えなくなってから大分日が経ったが、予約した分が残っていて、それはまだ大丈夫と云うことなので、浅草のタイ・ベトナム料理店である「クロープクルア」で夕餉にしたのだ。あたしたちがランチ以外で「クロープクルア」を利用するのは13年振りという久々だ。

けれど20年間とういもの、あたしが浅草で働くようになってからは「クロープクルア」には大変お世話になっていた。(たぶん)あたしと同じ時期に仕事を始めてようで、あたしの人生を語れるような店での夕餉だ。まあ、リラックスして食べよう、と先ずはビール(Singha)をもらい、そして「サテ」という串焼きをもらった。

浅草のタイ・ベトナム料理と云えばクロープクルアだよ

「サテ」はまるで「やきとり」だ。「焼き鳥」ではなくこ「やきとり」なのだが、つまり鶏以外も焼いている。特に「マトン」がうまい。いや、この店何処をどうやってもうまいのだ。クロープクルアを、何故「浅草一のタイ・ベトナム料理店」と呼ぶのかと云えば、それは何を食べもうまいからだ。

それはあたしには不思議なことでしかなく、普通は何かしらの欠点を見せるものなのに、それが一切無いのである。次に「生春巻き」だ。この皮の締まり具合はなんなのだろう。パンパンなのだ。それだけもで他を圧倒している。この快感はちょっと他では味わえない、素晴らしい。

そして「ソムタム」が来た。「ソムタム」は辛いが、あたしが辛いものが苦手なことを知っていてか辛さを調整してくれる。そして「バインセオ」を食べる。この「バインセオ」が圧巻だった。今まで食べたものの中で間違いなく一番うまい。オーナーは店を開いてから20年を超えるこの店で、まだ精進を続けている様だ。素晴らしい。

そしてこの店の「タレーポンカリー」を食べてあーと思った。「タイ屋台メシ モンティ13」の「プーパッポンカリー」はこれだよ。つまり「モンティ13」で「プーパッポンカリー」だと思っていたのは「タレーポンカリー」だったのだ(たぶん)(笑)。

それから「カオマンガイ」だ。これはなんと鍋毎出てきた。初めて夜の「カオマンガイ」を食べたが、夜は全てが違ったように見える。チキンの分子が溶け込んだタイ米がうまい。あたしらはこの正気とは思えないようなタイ・ベトナム料理を食べながら、また機会を見つけて夜に来ようと思ったのだ。[浅草グルメ]

シーハー

サテ

生春巻き

ソムタム

タレーポンカリー

クロープクルア
東京都台東区浅草一丁目33-4 斉藤ビル2F