鴨南蛮そば鴨南蛮そば


鴨南蛮そばの自作手順

午前4時20分起床。浅草はくもり。年末の「年越しそば」は「うどん☆人二合さん」からの贈与、「越後長岡小嶋屋」の「越の海藻挽き生そば」を食べた。 今年も温かいほうがいい、と云うあたしの我が儘で、なんと「鴨南蛮そば」にしたのだ。作り方を下記に書いておく(参考まで)。

  1. まずネギを切る。そして鴨肉を準備するのだが、これはもう、既に形になっている、市販の鴨肉と鴨の肉団子を買ってきた。
  2. そして三つ葉であるが、これも適当な長笹に切っておこう。
  3. 最後に「ゆず」である。この「ゆず」を蕎麦に入れることは「弁天」から教わったもので、柑橘系のいい香りがする。その「ゆず」の皮を食べるだけむいて切っておこう。
  4. そしたら「1」をお湯の中に入れて汁を作ろう。あたしはネギは焼かない人なのでネギをそのまま使う。このネギを切る時にあまりの不揃いさに家人が大笑いをしていたが、あたしゃ真面目なのだよ。汁は手抜きして市販のものを希釈して使った。この希釈具合が微妙で、ウチではあたしの身体を考えで超薄味で仕上げている。そして先に蕎麦汁を作っておくのだ。
  5. 一方蕎麦だが、これは「越の海藻挽き生そば」をたっぷりのお湯で2分間茹でてやる。そしてざるでお湯を切り、水で洗い、一人前ずつざるに取り、湯煎してから丼に入れる。この作業は家人がやってくれたのだ。いや、二人でやると仕事が捗るなんていうもんじゃない。
  6. ここで、「4」で作った蕎麦汁を温め直し、丼に入れてやる。鴨とネギは3人前均等に入れやる。
  7. 最後に三つ葉と「ゆず」である。あたしは「ゆず」の量が分からなかったので少量にしたが、まあこの量でも柑橘系の香りがとてもくるのだ。それはいい香りである、ということで出来上がりである。

実食

あたしは何度もこの蕎麦を手繰ってきたけれど、温かくして食べるのは去年に次ぎ2度目こととなる(たぶん)。去年はその汁の黒さに驚いたのだが、だから市販の汁を希釈したのだが、塩味は本当にギリギリのところだ。それはずばりうまい、というよりあたし好みだったのである。

そして何よりも鴨と葱のうまさである。ネギを焼くのもありだろうが、あたしはあえてクタッとするまで煮込むのだ。それを食べる時の甘さよ。このネギと、今年の蕎麦の目玉であった鴨の肉団子が抜群うまい。そしてこの蕎麦を締めるものが「ゆず」なのだ。なかなかよく出来ました、と自画自賛なのだった。[お蕎麦deランチ]

越の海藻挽き生そば

越後長岡小嶋屋 殿町本店
新潟県長岡市殿町3丁目2-9