アップルパイアップルパイ


エキュート上野

午前4時40分起床。浅草は晴れ。上野に行った時、久しぶりなので「エキュート上野」でも見よう、ということになった。ここは新幹線を使うときによく寄らしてもらった処で、まあ、一番利用した処は、と云えば飲食関係だった(笑)。でもこの日はお土産屋を中心に見て歩いたのだ。

お昼だというのに人出は今一だった。まだ緊急事態宣言中だということもあるだろうが、コロナ禍の影響はやはり大きな駅の施設にはひときわ大きいようだった。東武浅草駅にある「EKIMISE」もなんだかな、の様子だし、まあ他の駅に行っていないので分からないのだが、どこも似たり寄ったりなのだろう。

ユーハイムのアップルパイ

あたしらは、それでも見映えのする商品が並ぶ店内を見て歩いたのだが、「ユーハイム エキュート上野店」の前で足が止まったのだ。そこには「アップルパイ」があった。それも見たことのない形をしていた。長方形?なのである。つまり丸くないのである。

これを「アップルパイ」と呼んでいいのか、と迷ったが、網目のある上部から内部に林檎が並んでいるのが見える。それを見た途端、家人に「食べるかい」と聞いたのだ。家人は直ぐさまOKを出した。よし、これをもらおう、と「アップルパイ」を購入してきたのだ。

アップルパイは大好きなのに食べらない

なんとも突然のようだが、「アップルパイ」はあたしの好物の一つであったのだ。アメリカ旅行に行った時には、本場の味だと、朝から晩まで「アップルパイ」を食べまくっていた。少し暖かくて冷たいアイスクリームが横に付いていた。あたしはその複雑怪奇な甘さにぞっこんだったのである。

あーそんな時代もあったな、とちょっと懐かしく思った。しかし、それも過去の話た。「あった」というのは、現在は食べたくとも食べられないからである。ただあたしは、家人が「アップルパイ」を一切れ切って、電子レンジで温めて、安いアイスクリームを添えるのを見ていただけなのである。爺になったな、と思うのだった。

アップルパイ

アップルパイ

ユーハイム アキュート上野店
東京都台東区上野七丁目1-1