モモログ4

モーニングトースト（厚焼き）

あたしの好きな喫茶店

午前3時10分起床。浅草はくもり。この日のモーニングは上野の「喫茶王城」でとった。この日は例に寄って散歩の途中だった。この喫茶店でモーニングというのは、実はウチの近所で身につけたもので、歩いて5分圏内に5件の喫茶店がある（あった？）のだ。浅草に引越たころは、近所に喫茶店が多いことが自慢だった。

喫茶店が多い処というのは自営業者の街である。それも狭い作業所（事務所）の自営業者だ。つまり、自分の処でお茶も入れられないので、お客が来れば喫茶店でお茶にするのである。そんな場所が奥浅草なのだ（今はマンションがやたらと増えたが）。ただし奥浅草は作業所というよりも厨房かもしれない（笑）。いずれにしろ自営業者の街なのである。

今はあたしの自宅（作業場所）にくる人もいない。勿論コロナのせいなのだが、最近は、まあ週に一回程の朝ご飯は喫茶店でとることが多くなっている。それは家人の（ご飯を）作りたくない病と、あたしの外で食べよう病の、、二つの相乗効果のようなものだ（笑）。

モーニングトースト（厚焼き）とサンドウィッチ

「喫茶王城」はコロナ以前に一度訪れていて、その時はやたら混んでいるイメージだった。しかし、この時はまだ店が開いたばかりとあって人はまばらだった。まあ、コロナ禍にあって混んでいる方がどうかしている、と思うのだが、ここは上野だ、何が起こるかわからないのである（笑）。

あたし達はシャンデリアに、布張り豪華ソファーと、こうでなくては昭和の喫茶店が泣いてしまうよ、という店内に入る。椅子に深々と座り早速モーニングをお願いした。お願いしたのは「モーニングトースト（厚焼き）」と「サンドウィッチ」である。

家人のゆでたまごをもらいコーヒーを飲んだ。何時のまにか朝はコーヒーで始まる人間になっちまった。あたしは普通のパンは食べられない人（糖尿病の為だ）なのだが、それでもパンを4分の1ずつ食べてみる。味はフツーの味だったのだが「モーニングトースト（厚焼き）」のぶ厚さには驚いたのだ（笑）。

喫茶王城
東京都台東区上野六丁目8-15