サンセベリア・バキュラリス・ミカドサンセベリア・バキュラリス・ミカド


植物御法度の令

午前3時35分起床。浅草はくもり。なんと直物をあたしがあたしの為に買ったのだ(笑)。ウチには一つ重要な鉄則があって、それは「植物は育てない」という決まりだ。なぜに植物はダメなのか、というと、必ず枯らしてしまうからである(笑)。

浅草三丁目に住んでいた頃、よく植木市から買ってきた植物を自分の部屋に置いておいたものだ。しかし、置いておいたあらゆる植物が皆ダメになってしまうのだ。つまり枯れてしまうのである。

それはあたしだけに限らず家人もそうであり、きっと家の中に植物を育てられない何かがいるんだ、と思っていた。まあ、育て方が悪い、とうのが現実だろうが、いつしか植物御法度の令がウチにでてしまったのだ。

サンセベリア・バキュラリス ・ミカド

だから1ウチには植物は無かった。その鉄則を14年振りに振りに破ったのである。ちょうどディスプレイの左脇にスペースが余っていたので、そこに置こうと思ったのである。幅は20㎝ほどのスペースである。その脇には極小化した本立てに治まっている3年間の決算報告書(笑)、なんとも面白くない場所にである。

最初は「ガジュマル」にしようかと思った。でも買ったものの名前は「サンセベリア・バキュラリス・ミカド」である。「サンセベリア・バキュラリス・ミカド」は「サンスベリア」の仲間である(当たり前だ)。しかし、「サンセベリア」と云って分かる人はどのぐらいいるのだろうか。日本では「虎の尾」と呼ばれているものが有名だ(かつてあたしも育てていた)。

この部屋になって初めての植物

「サンセベリア・バキュラリス・ミカド」に白色のシリンダーポット付きが来た。無機質なセメントのようなザラザラした手触りが特徴の鉢が気に入った。そこにすらっと上に伸びた「サンセベリア・バキュラリス・ミカド」はまだ幼体なので小さい。長さは鉢も右含めて25㎝程度だろうか。

これがあと何年か過ぎるとディスプレイの高さと同じぐらいにはなると思っている。まあその時は鉢ごと替えて場所も変えてやらないといけないだろうが、問題はそこまでこの「サンセベリア・バキュラリス・ミカド」がもつかと云うことなのである。この部屋になって初めての植物がこれなのだ。

サンセベリア・バキュラリス・ミカド

サンセベリア・バキュラリス・ミカド