JAほこたのミニトマトJAほこたのミニトマト


JAほこた

午前4時起床。浅草は雨。何時も思っていたのだが、「JAほこた」の「ほこた」はたぶん漢字のはずじゃないのか、ということだ。今年も水戸の「長谷川さん」から「JAほこたミニトマト」が届いたのだが、いつもこの時期になると「なぜかあるミニトマト」なのだ。

その「ミニトマト」にははっきりと「JAほこた」と記載されている。浅草に住んでいると「JA」というのが何だか分からなくなるのだが、まあ、あたしは「JA」は何物かは知っている。そう「農協共同組合」つまりは「農協」のニックネームだ。その「JAほこた」は鉾田市に存在する。

東京まで90km圏内、県都水戸市まで30km圏内に位置している。東側は太平洋に面し、南北に長い遠浅の海岸線を有する。内陸部のほとんどは平坦地であり、平坦な地形と温和な気候を活かした農業が基幹産業となっている。(鎌田市:「ウィキペディア」より)

なるほどとは思うが、それ以上ではない市である。たぶん地方に行けばあるだろう市なのである。しかし長谷川さんがこうして贈ってくれる「ミニトマト」のせいで、あたしには記憶に残る市となっている。それは、まるっきしあたしが育てたように、「今年もよくできたな」と云いつつ、パクパクと食べ始める「ミニトマト」だ。

それは毎年やっている恒例の習慣、もしくは「存在することの習慣」

あたしの「存在することの習慣」(フラナリー・オコナー)は、「ブログを書く」ことだが、その「存在することの習慣」とは、だれだか分からない人に手紙を書いているようなものである。あたしは習慣としてこのブログを、そも習慣の一画を飾るこの「紅い譲与」。

「フラナリー・オコナー」は手紙を書くことを「存在することの習慣」としていた人だが、彼女と根本的に違うのは、オコーナーの手紙が特定の個人宛に書かれていたのに対して、あたしが毎日書いている「ブログ」は、届け先不明なのである。そしていつも誤配されることを楽しみにしている。

しかし、この「ミニトマト」は誤配は起きない。いつも間違わずにあたしの手元にやって来て、いつもの様にパクパクと食べられる。この「ミニトマト」はついつい食べすぎてしまう。しかし、その食べられてしまうこと、それがこの「ミニトマト」の「存在することの縦貫」なら、それはそれで素晴らしことだと思うのだ(笑)。

JAほこたのミニトマト

JAほこた本店
茨城県鉾田市安房1654-3