鮎飯鮎飯


鮎飯

午前4時20分起床。浅草はくもり。御徒町の「吉池」で買った「鮎飯」である。「吉池」はいつも通っている「吉池食堂」と同じ処にあって、「プロも通う御徒町駅前の魚介専門店」として有名な店である。本当なら「鮎飯」ぐらいは自家製であれば良いのだが、この「鮎飯」は出来合いだ(笑)。

ただ、この時期となれば「鮎飯」だ、と家人と2人で食べる為に一パックを購入しでみた。「鮎」は日本料理の魚の王様だ。腸から皮まですべておいしい。この「鮎」は養殖物だが、腐っても「鮎飯」である。「鮎飯」は岐阜県の長良川沿いなどの「鮎」がとれる地域の郷土料理と云ってもようのだろか。

そこそこの大きさの「鮎」が横たわる。だいたいウチの直ぐそばを流れる隅田川には鮎は泳いでいない。だから「鮎」の大きさなんてわからないのだわ(笑)。でも箱の対角線一杯の「鮎」だった。それに薄茶色のご飯とたまご焼きとピンク色の漬物。うん、これはこれでありだよね、と二人で頷く。

夕餉に食べる

夕餉に食べる「鮎飯」はまず電子レンジで温める(チンをする訳だ)。そして温かくなった「鮎飯」から「鮎」を取り出してほぐしてやり、(たぶん)こんぶの出汁と醤油で炊いた米と混ぜてやるのだ。あーこれだけでおいしい「鮎飯」が食べられる。電子レンジは万歳なのであるな(笑)。

「鮎」はあたしのような糖尿病の人でも食べてもかまわない、ということで「鮎」の身は沢山もらい、そしてご飯はホンの少しだけにした。食べると、あー夏の味がする。香りもしていてかつて岐阜でごちそうになった鮎を想い出した。あーもう一度岐阜へ云ってみたいなと思うのだった。

鮎飯

鮎飯

吉池
東京都台東区上野三丁目27-12