モンブラン、パンプキンパイ、アップルパイモンブラン、パンプキンパイ、アップルパイ


あたしの神田 近江屋洋菓子店は茶色に染まっていた

午前3時10分起床。浅草は晴れ。さて「神田 近江屋洋菓子店」である。ウチに帰って箱を開けて最初に出たのが、「全部茶色だね」だった。あー折角、神田淡路町に行ったと云うのに、折角の洋菓子店だったのに、買って来たものは「アップルパイ」と「パンプキンパイ」と「モンブラン」。

全部茶色なのだ。あはは......、とあたしは照れ笑いをしたが、お目当ての「包装紙」を手に入れたというのに、もう少しインスタ映えを考えて(笑)、彩りを考えればよかったのだ。イチゴのショートケーキなんて素敵だったのに、と後悔しきりなのだ。まあ、今回は許されよなのである。

モンブラン

最初に「モンブラン」を手にする。しかし、この「モンブラン」ちょと様子がヘンである、よく見ると頭のてっぺんの栗が皮が付いたままなのである。フツー栗は渋皮煮や甘露煮やなにものってないものもあるが、本物の栗が1個のっていたのだ。茹で栗がひとつぶだ。

いや、あたしも色んな「モンブラン」を見てきたが、茹で栗がそのままひとつぶポツンと云うのはこれがはじめてである。その上栗のクリームもちっともお洒落じゃない。あたしは直感的に思った。「こいつはいまいぞ」と(笑)。早速、栗をもらうと、裏の皮が取ってあってスプーンでほじくり返して食べてみた。

お洒落じゃないケーキでも美しい

いやーうまい、ちゃんと栗の味がした。素晴らしい、そして肝心のケーキ本体を家人に食べてもらう。すると出てくる栗の破片の山なのだ。あたしもスプーンでもらってみたのだが、これがうまのだよ。世の中にはお洒落なケーキ店というのが沢山ある。しかし、ここ「近江屋洋菓子店」にはその言葉(お洒落な)は似合わない。

それはHPに書いてある言葉の通りだ。『焼きっぱなし、切りっぱなしの菓子です。リーズナブルだけどチープではないものを、気楽に買える。子供たちが冷蔵庫から手づかみでかぶりつくところを考えて、材料は最高のものをおしげなくふんだんに使います』。

ケーキは食べられないあたしでも(糖尿病の為だ)、この「神田 近江屋洋菓子店」のケーキがうまいことを直感的に感じるKとができる。美しいと云うことが、お洒落じゃないことに気が付く。勿論他のケーキ(「パンプキンパイ」と「アップルパイ」)も少しずつもらったが、これらについては後程書くかもしれない(笑)。

近江屋洋菓子店は季節の素材、そして新鮮さをもとめて毎日、店主が市場で直接仕入れる店です。近江屋の菓子は「わっ、きれい」とか、「カワイイ!」というものではないかもしれません。焼きっぱなし、切りっぱなしの菓子です。リーズナブルだけどチープではないものを、気楽に買える。子供たちが冷蔵庫から手づかみでかぶりつくところを考えて、材料は最高のものをおしげなくふんだんに使います。工場のオーブン、ミキサーなど最高のものを導入しています。そして職人たちにおごりはありません。(神田 近江屋洋菓子店のHPより)

モンブラン、パンプキンパイ、アップルパイ

モンブラン

アップルパイ

パンプキンパイ

神田 近江屋洋菓子店
東京都千代田区神田淡路町2−4